ジャンクフードやめたい
ダイエットや健康を意識して、ジャンクフードをやめたいと思っている人は多いのではないでしょうか?しかし、なかなかやめる事が出来ないケースも多いです。それにはちゃんと理由がありまして、正しく理解して、正しくアプローチしないと、ジャンクフードをやめる事が出来ません。この記事は、ジャンクフードがなぜやめられないのか、それでもジャンクフードをやめるために必要なことをまとめてみました。
そもそもジャンクフードの定義は?
ジャンクフードの定義は、一般的に栄養素が少ないのに摂取カロリーの高いものを指します。糖質、脂質、塩分が高く、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが少ない傾向にあります。ハンバーガー、ピザ、フライドポテト、ポテトチップスなどを一般的には指すようです。他にも、チョコレートや清涼飲料水などを含める場合もあります。
ジャンクフードは手軽に入手でき、おいしく癖になってしまいやすく、食べすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まることから、食べる頻度を下げた方がいいと言われています。
ジャンクフードがやめられない理由は?
ジャンクフードがやめられない理由はいくつかあり、複合的な理由からやめたくてもやめられない人が多いです。以下にやめられない理由を挙げていきます。
1) 中毒性のある成分が含まれている。ジャンクフードには中毒性のある成分が含まれることがあります。例えば、砂糖や塩などの味付け成分は、脳内の報酬系を刺激し、快感をもたらすことが知られています。このような成分が含まれた食品を摂取することで、一時的な満足感や快楽を感じることができるため、ジャンクフードに対する欲求が高まり、やめられない状況に陥ることがあります。
2) 広告やマーケティングによる刷り込み。ジャンクフードメーカーは、広告やマーケティングを通じて、魅力的なイメージや美味しさをアピールします。特に子供や若者をターゲットにしたマーケティング活動は、ジャンクフードへの関心や欲求を刺激することがあります。これにより、ジャンクフードに対する需要が高まり、やめられない状況になることがあります。
3) ストレスが溜まっているから。ジャンクフードは、多くの人にとって快適さやストレス解消の手段として機能しています。特に、甘いものや揚げ物は、一時的に気分を高揚させたり、心の安らぎを与えたりすることがあります。ストレスや不安を感じた時に、ジャンクフードに頼ることで、気分をリフレッシュしようとする傾向があります。
4) 習慣になってしまっている。ジャンクフードを摂取することが日常の習慣となっている場合や、身の回りの環境にジャンクフードが豊富に存在する場合、それをやめることは難しいかもしれません。また、友人や家族との社会的な場面でジャンクフードが共有されることもあり、その影響を受けてしまうこともあります。
それでもジャンクフードをやめるためには?
ジャンクフードをやめるのはなかなか難しいですが、肥満防止や健康のためには控えめにした方がいいのは間違いありません。そこで、ジャンクフードをやめるための方法をいくつかご紹介します。
1) まずは環境を整える。家にジャンクフードがストックしている環境では、ジャンクフードをやめることは不可能でしょう。まずは決意表明のために全部捨ててください!もったいないと思ってしまうでしょうけど、もったいないと思うからこそ価値があるのです。ゴミ箱に捨てるか、自分の健康を害してまで自分の身体の中に捨てるかの違いです。かなり粗い方法ではありますが、まずはストックをなくすことからです。
2) 代替品を用意する。ジャンクフードを食べていた時に食べるものが無くなってしまってはいけませんので、代替品を用意しましょう。肉や魚、卵などの良質なたんぱく質、イモ類などの穀物、野菜や果物など、ビタミンやミネラル、食物繊維の摂れる食品、エキストラバージンオリーブオイルなど、良質な脂質を用意します。栄養状態が整ってくると、段々とジャンクフードが欲しくなくなります。
3) ストレス解消の手段も持っておく。食べる事がストレス発散になってしまっている人は、他のストレス発散方法を用意しておきましょう。趣味があれば趣味に打ち込むなど、ストレスの逃げ道を食以外に作っておくことも重要です。