
栃木県宇都宮市でパーソナルジムを運営しています、株式会社イシトレ代表の石川です。
甘いものを食べだしたらやめられなくなってしまったという経験のある人は多いのではないでしょうか?
チョコを1つだけ食べようと思ったら止まらなくなってしまって、1袋空けてしまったとか、結構ありますよね。
なぜ、甘いものは欲しくなり、やめられないのでしょうか?
今回の記事は、甘いものがやめられない原因と、その対策についてお送りします。
ぜひ、最後までご覧ください。
なぜ、甘いものを欲するのか?
まず前提として、甘いものは脳にとって「報酬」です。
ストレスを感じている時って、甘いものが欲しくなりませんか?
それは脳がホルモンバランスを整えようとして、
報酬系の脳内物質のドーパミンを欲します。
甘いものを食べるとドーパミンが分泌されるので、一時的に気持ちよくなります。
気持ちよくなるので、脳が余計に欲して、甘いものが止まらなくなってしまいます。
このドーパミンはやる気などに係わるホルモンなので必要なホルモンなのですが、
依存症の原因になるホルモンです。
ギャンブル依存症やSNS依存症など、依存症と呼ばれるものの主要原因が、このドーパミンです。
血糖値スパイク
甘いものを食べると、血糖値が上がります。
糖質を大量に食べると、血糖値は急上昇します。
血糖値が上がると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
血糖値が急上昇するほど、インスリンは大量に分泌されます。
大量に分泌されたインスリンが仕事をして、血糖値を急降下させます。
その結果、低血糖になってしまいます。
低血糖はヒトにとって危険な状態なので、脳から糖質を摂取するように指令が出されます。
ドーパミンと低血糖のダブルパンチで、甘いものがやめられなくなってしまうのです。
じゃあ、どうやってやめるの?
敵がわかれば、あとは対策です。
ここまでをおさらいすると、
ストレスを感じる→脳が報酬を欲しがる→甘いものを食べる→ドーパミンが分泌→幸せを感じるので止まらなくなる
甘いものを食べて血糖値が急上昇→インスリンが大量分泌→インスリンが血糖値を下げすぎて低血糖になる→脳から糖質を摂るように指令が出る
まず1つ目の原因の対策として考えられるのが、ストレス管理ですね。
瞬発的なストレスも、一旦落ち着いて深呼吸してみましょう。
ストレスを感じたときに、ドーパミン以外の幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやオキシトシンで、
ドーパミンが分泌されなくても落ち着くようにするのも良いでしょう。
セロトニン
・朝陽を浴びる
・リズム運動
オキシトシン
・スキンシップ
・推し活やもふもふ動物動画を見る
血糖値スパイク対策としては、血糖値を急上昇させない事が重要です。
空腹時に糖質量の多いものを大量に摂取すると血糖値が急上昇します。
清涼飲料水なども血糖値を急上昇させるので注意が必要です。
まとめると、
まずはストレスを溜めない事。
他のストレス解消方法を用意しておく。
代替品を利用(ナッツ、フルーツなど)
食べてしまったらスクワット!
もし甘いものを食べてしまった時に自己嫌悪になるとストレスを感じるので、その時は切り替えが重要ですね。