年末年始はダラダラしがちですし、おいしいものも多いので正月太りしがちですよね。
実際にこの動画を見ている人も、正月太りを経験したことがあるのではないでしょうか?
今回の動画は、正月太りしないためのポイントを解説したいと思います。
それでは参りましょう。
【太る理由のおさらい】
「太る」の定義を、体脂肪が増える事と仮定するならば、その原因は糖質の過剰摂取です。
糖質とは、砂糖だけではなく、米や小麦などの、いわゆる炭水化物も糖質ですね。
よく、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると太ると認識されていますが、単純にそんな話ではありません。
過去の動画でも実験しましたが、1日で4300kcal摂取したら、2.3キロ減りましたから。
糖質を摂ると、グルコースという物質に変わり、血液に送り込まれます。
グルコースの濃度の事が血糖値ですね。
血糖値が上がりすぎると不具合が起こります。
なので血糖値を下げるために、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
グルコースは元々エネルギー源なので、インスリンが全身の細胞に取り込みます。
それと同時に、筋肉や肝臓にグリコーゲンという物質になり貯蔵されます。
それでも余ったグルコースが、脂肪細胞に取り込まれます。
【体脂肪を増やさないポイント】
体脂肪を増やさないポイントは3つあります。
①糖質を摂りすぎない
余ったグルコースが脂肪細胞に取り込まれるので、糖質を摂りすぎなければ体脂肪は増えません。
ちなみに脂質は、糖質が脂肪細胞に取り込まれるタイミングで、一緒に取り込まれます。
脂質だけを摂取しても脂肪細胞には取り込まれません。
なので、糖質+脂質の組み合わせは太りやすいと言えるので、注意が必要です。
②血糖値を急上昇させない
血糖値を急上昇させると、インスリンが大量に分泌されます。
インスリンの仕事は血糖値を下げる事なので一気に分泌すると、グルコースを使う前に蓄積させてしまいます。
血糖値の上昇を緩やかにすれば、インスリンの分泌も少なくなりますので、一気に貯蔵されなくなります。
太りにくい食べ方と言われている野菜を先に食べる「ベジファースト」は、野菜に含まれている食物繊維が
糖質の消化吸収を緩やかにするため、血糖値の上昇を緩やかにするため、太りにくくなるとされています。
以前の動画でも説明しましたが、個人的にはプロテインファーストをオススメしています。
③グルコースを使ってしまう
そもそも糖質は、身体を動かすためのエネルギーです。
なので、身体を動かしてグルコースを消費してしまえばいいのです。
年末年始は寝正月になりやすいので、グルコースの消費量が下がります。
さらに、筋肉や肝臓に蓄積されているグリコーゲンも消費されません。
グルコースやグリコーゲンをしっかり消費させれば体脂肪に蓄積されません。
短時間でもいいので、ちょっときついと感じる程度の筋トレをして、グルコースなどを消費しましょう。