スイーツはダイエットの大敵ですが、イスラエルの大学の研究の結果では、制限はあるものの、朝食にスイーツを食べると痩せるという研究結果が出たそうです。
肥満体系の人を集めて、低糖質の食事をするグループと、朝食後にスイーツを食べるグループに分けた結果、どちらも平均13㌔から15㌔の減量に成功したそうです。
そして面白いのがここから。
4か月後、追跡調査を行った結果、低糖質のグループは平均で10㌔リバウンドし、朝食にスイーツを食べていたグループは、さらに平均で7㌔の減量に成功したそうです。
スイーツを食べると痩せるのではなく、ポイントはストレスとの付き合い方
ダイエットの一番の大敵はストレスです。
減量合宿のテレビ番組を見たことがありますが、ぜひ、追跡調査をしてほしいところです。おそらく、ほとんどの方がリバウンドしていると思うのです。あの番組では、運動が苦手な方に、かなりハードな運動を課しています。参加者の方は、その後、継続して運動を続ける事が出来るでしょうか?
その企画中は、かなりのストレスがかかった状態です。そのしがらみが解消されたとき、反動で運動をしなくなり、暴飲暴食に走ってしまうのではないかと思います。
朝食にスイーツを食べることが出来るグループは、精神的に余裕が生まれるのではないでしょうか。つまりは、その研究が終わった後でも、そのような生活を続けられたから、さらに体重が減り続けたのではないかと思います。
一時的に痩せても、リバウンドしてしまっては意味がありません。大切なのはつづける事。だからこそ、短期的にストイックに結果を出すダイエットではなく、生活習慣そのものを見直して、ストレスが溜まらないように長く続けることが必要ではないかと思います。