
マンジャロのメリットデメリット、マンジャロに頼らずGLP-1を分泌させる方法
栃木県宇都宮市でパーソナルジムを運営しています、株式会社イシトレ代表の石川です。
ダイエット目的でマンジャロを打つ人が増えています。
マンジャロとは糖尿病の治療薬で、強い食欲抑制効果があります。
食欲抑制効果があるので、体重減少が見込めます。
ただ、マンジャロにはデメリットは無いのでしょうか?
今回の記事は、マンジャロのメリット、デメリットなどについてお送りします。
マンジャロを検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
マンジャロのメリット
マンジャロのメリットは、強い食欲抑制効果がある事です。
実際に使用した人の話を聞いたのですが、全く辛くないそうです。
食事の量が減るので、体重も自然と減っていきます。
臨床実験では、平均で15%〜20%の体重減少が報告されています。
マンジャロのデメリット
マンジャロの主な副作用
吐き気・嘔吐
下痢または便秘
倦怠感・だるさ
膵炎
胆石・胆のう炎
その他にも、筋肉量の減少、やめるとリバウンドしやすいなどがあります。
個人的には、糖尿病や糖尿病予備軍の方が使用するのは良いと思います。
すでに体重が平均より低い人が、さらに体重を減らす為に使うのはリスクが大きいのではないでしょうか。
筋肉量が低下しすぎると、転倒、骨折、最悪のケースでは寝たきりなどのリスクを上げてしまいます。
ノーリスク、しかもタダ
マンジャロは無理なく体重を減らすことが出来ますが、それなりにリスクがあります。
費用もかかりますし、やめるとリバウンドもしやすいです。
もし、リスクが無く、費用もかからない方法があったら知りたくないですか?
マンジャロは体内ホルモンのGLP-1に似た働きをします。
GLP-1に食欲抑制効果があります。
GLP-1は体内ホルモンなので、自分で分泌させることが出来ます。
GLP-1を分泌させる方法を紹介します。
【タンパク質を先に食べる】
肉や魚、卵などのタンパク質食材を食事の最初に食べると、GLP-1が分泌されることが研究で明らかになっています。(出典:PubMed)
太らない食べ方という事で、ベジファーストが有名ですが、たんぱく質食材を先に食べるプロテインファーストの方がおすすめですね。
食事の前にホエイプロテインを推す人もいますが、これも理にかなっています。
【水溶性食物繊維を摂る】
海藻やごぼう、オートミールなどに含まれる水溶性食物繊維はGLP-1の分泌を刺激します。
研究によれば、水溶性食物繊維の摂取は、腸内細菌による発酵を通じて短鎖脂肪酸を生成し、これが腸のL細胞を刺激してGLP-1の分泌を促進します(出典:Reimer & McBurney, 1996)
イヌリンや難消化性デキストリンなどのサプリメントもおすすめです。
【軽めの有酸素運動】
軽めの有酸素運動で、GLP-1が分泌することが確認されています。
食後ちょっと歩く程度の有酸素運動でもOKです。
インスリン感受性にも良い影響なので相乗効果が見込めます。
【質の良い睡眠】
質の悪い睡眠は、GLP-1の分泌を抑制させます。
睡眠の質は、他の食欲に関連するホルモンにも影響します。
【ながら食いをやめる】
ながら食いは、GLP-1の分泌を抑制させます。
しっかり味わって食べましょう。
ちょっとした工夫をするだけで、GLP-1を分泌させて、食欲を抑制させることは出来ます。
マンジャロにはデメリットもありますので、しっかり考えて使用するようにしましょう。