
栃木県宇都宮市でパーソナルジムを運営しています、株式会社イシトレ代表の石川です。
「若い頃より痩せにくくなったなぁ~」
と、感じる人も多いのではないでしょうか?
何気なくやっている事が、実は痩せにくくなる原因だったりします。
今回の動画は、40代女性が痩せにくくなるNG習慣を3つご紹介していきます。
3つとも当てはまる方は要注意です。
朝食を食べない
1つ目は、朝食を食べないことです。
朝食は食べていますか?
朝食を食べなければ、トータルの摂取カロリーが減るので痩せると思われがちですが、
朝食を抜くと、1日のトータルの摂取カロリーが増えるというデータがあります。
朝食を抜くと、食欲増進ホルモンのグレリンが常に分泌されている状態で、
食欲抑制ホルモンのレプチンが分泌されにくい状態です。
つまり、朝食以外で食べ過ぎてしまい、トータルの摂取カロリーが増えてしまうのです。
また、朝食を食べた場合と抜いた場合の、昼食後の血糖値測定では、
朝食を抜いた場合の方が、血糖値が上がりやすいという研究があります。
血糖値が上がると、その分インスリンが分泌され、
血糖が体脂肪に蓄積されるので、太りやすくなります。
寝る直前までスマホを見る
2つめは、寝る直前までスマホを見る事です。
SNSや動画は情報量が多く、交感神経が優位になります。
交感神経が優位、つまり覚醒状態になります。
睡眠中には様々なホルモンが分泌されています。
脂肪燃焼効果のある成長ホルモン
食欲抑制ホルモンレプチン
食欲増進ホルモングレリン
睡眠の質が悪いと、これらのホルモンバランスが乱れます。
良質な睡眠のために、就寝の30分前にはスマホを見ないようにしましょう。
食事制限だけで痩せようとする
そして3つ目が、食事制限だけで痩せようとすることです。
加齢とともに筋肉量が減少していくのに、食事制限だけで痩せようとすると、
筋肉量の減少を加速させてしまいます。
減らしたいのは体脂肪なのに、先に筋肉が減ってしまうので、
仮に体重が減っても締まりのない身体になってしまいます。
筋肉量が減ると、代謝も減るので痩せにくくなります。
また、筋トレなどで筋肉に刺激を入れると、
脂肪燃焼効果のある成長ホルモンが分泌されるので、やはり運動はした方がいいでしょう。
さらに、その後の人生を健康で過ごすためにも筋肉は絶対的に必要ですので、
筋トレで筋肉は残しつつ、体脂肪を減少させるようにしましょう。
3つのポイントの共通点
これら3つのポイントには共通点があります。
わかりますか?
すべて、ホルモンに影響を与えているという点です。
ホルモンバランスは大切と言われていますが、まさしくですね。