ポッコリお腹を解消したいという声をよく聞きます。
ポッコリお腹という事で、内臓脂肪になると思いますが、
内臓脂肪は心血管疾患や、がんのリスクを高めるとも言われているので、
健康のためにも減らしておきたいところですね。
内臓脂肪に限らず、体脂肪は合成と分解を繰り返します。
「減らす」ことも大切ですが、「増やさない」事も大切です。
まずは敵を知るために、内臓脂肪を増やさないために気を付けることを抑えておきましょう。
1)血糖値の急上昇に気を付ける
血糖値を急上昇させると、インスリンが分泌し、体脂肪を蓄積させます。
なので血糖値を急上昇させないようにする必要があります。
空腹に糖質が入ると血糖値が急上昇しやすいので、
先にたんぱく質食材や野菜や海藻などを食べてから、
糖質を入れるようにしたいところですね。
2)トランス脂肪酸を避ける
動物実験にはなりますが、
トランス脂肪酸はその他の脂質と比べて、
内臓脂肪が付きやすいという研究結果があります。
トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングなどに含まれています。
大量生産される揚げ物などにも含まれているので、
極力避けたいところです。
3)ストレス
ストレスが溜まるとインスリンが分泌して、
血糖値スパイクが起きるとも言われています。
また、筋肉の合成を抑制するミオスタチンというホルモンを分泌させるので、
結果的に、代謝が悪くなってしまいます。
4)腸内環境の悪化
腸内環境が悪くなると、内臓脂肪が増えやすいとも言われています。
腸内環境は善玉菌と悪玉菌の数で決まると言われています。
食物繊維、オリゴ糖、乳酸菌などを、積極的に摂取したいですね。
この辺りを抑えて、内臓脂肪の蓄積を抑制していきましょう。
内臓脂肪を減らすために
そもそも体脂肪は「エネルギーの貯蔵」なので、
エネルギーを枯渇させる必要があります。
手っ取り早く、体脂肪をエネルギーに使うためには、
ズバリ、
空腹時にHIITをやるのがおすすめです。
HIITとは、高強度インターバルトレーニングのことで、
20秒ワークアウトを行い、10秒休憩する。
これを8セット行います。
トータルで4分しかかかりませんが、
エネルギー消費が大きいので、
短い時間で出来るので人気です。
ワークアウトを行う種目は何でもいいのですが、
より大きい筋肉を使いたいので、
スクワットやランジなど、下半身種目が良いでしょう。
見た目も良くなく、健康リスクも高まるポッコリお腹。
「空腹時のHIIT」を習慣化して
効率よく減らしたいですね。