お腹、空きますよね。
にんげんだもの。
なぜ、空腹感を感じるのか
空腹感を抑えるためには何をしたらいいか
この辺りを理解すると、
ダイエットやボディメイクが成功しやすくなると思います。
今回は空腹を感じるロジックや
空腹を感じた時にどうしたらいいか、お伝えしたいと思います。
空腹を感じる理由は主に2つあると思いますが、
そのうちの1つが、
低血糖になっているからです。
低血糖とは、血糖値が下がりすぎている状態ですね。
低血糖の状態は危険な状態なので、
脳が糖質を摂るように指示を出します。
この時に、空腹を感じるわけです。
では、なぜ低血糖になるのか。
糖質を摂っていないから
ではないのですね。
筋肉や肝臓に貯蔵されているエネルギー源のグリコーゲンや、
体脂肪を分解して、エネルギーを作ることができます。
低血糖になるほとんどの理由は、
糖質の摂りすぎです。
糖質を摂りすぎると、血糖値が上がります。
血糖値が上がりすぎる状態も
身体にとって良くないので
膵臓がインスリンを分泌させ
インスリンが血糖値を下げます。
糖質を過剰摂取すると血糖値が爆上がりするので、
インスリンも過剰に分泌されます。
この、過剰に分泌されたインスリンが仕事をしすぎて
血糖値を下げすぎてしまうのです。
これが、低血糖の状態ですね。
なのでお腹が空いたときに
糖質を過剰摂取すると、
また低血糖になってしまい、
またお腹が空くというループに突入します。
空腹を感じる2つ目の理由が、
たんぱく質の不足です。
2005年にオックスフォード大学の
シンプソン教授が発表した
プロテインレバレッジ仮説
というものがあります。
これは、ヒトはたんぱく質が必要量に満ちるまで
食欲が治まらないという仮説です。
逆を言えば、たんぱく質が満ちると
食欲は治まるという事になります。
これら2つをまとめると、
1)糖質の過剰摂取を控える
2)たんぱく質を満たす
という事になります。
これらの観点からしても、
たんぱく質食材を先に食べる
プロテインファーストは、
理にかなっているといえるのではないでしょうか。