数日前、SNSを中心に、
「医者がプロテインをオススメしない怖い理由」
という記事が、筋トレ民をザワつかせました。
この記事を要約すると、
人工的なたんぱく質の過剰摂取は腎臓に負担をかける。
だからプロテインはやめた方がいい。
という内容でした。
この記事は、yahoo!ニュースなどにも取り上げられましたが、
ヤフコメを見る限り、割と冷静なコメントが多かったように感じます。
そもそも、プロテインは「人工的なたんぱく質」なのか問題。
プロテインは牛乳や大豆のたんぱく質を抽出したものです。
「人工的なたんぱく質」という表現自体に違和感があります。
例えば、筋トレは健康のためにとても有効というデータはいくらでもありますが、
筋トレをして骨折をした人もいるでしょう。
筋トレが原因で、死亡した人がいるのも事実です。
その、ごく一部だけを切り抜いて、
「筋トレは死亡するリスクがあるのでやめた方がいい」
と言っているようなものだと感じました。
全てのものに、メリット、デメリットがあります。
また、立場的に逆張りのポジショントークをする人もいます。
これは様々な業界で起きている事でしょう。
糖質制限が流行し始めたときにも、
「米の消費量は減少しているのに、糖尿病患者は増加している。だから糖質制限は糖尿病リスクを上昇させる」
という記事が出ました。
米の消費量が減ったのと、糖質制限は関係ないじゃないですか。
米食べなくなった人が、その他の糖質を過剰に食べれば、糖尿病リスクは増しますし。
ウダウダ書いてきましたが、医者でもプロテインをゴリ押しする人もいます。
「すべての不調は自分で治せる」
の著者の藤川先生は、
著書で
「まずはプロテインを飲め」
と言っています。
全ての事柄に、賛否があるのは当然で、
様々な意見をごそっと集めて、
それを自分で咀嚼して、
どう使うか、どう動くか、
自分なりに判断する必要があります。
情報過多な時代だからこそ。
【石川はどう思っているの?】
プロテインは特別なものではない。
食事からたんぱく質が十分に摂取できていれば、プロテインは必要ない。
食事からたんぱく質が十分に摂取出来なければ、プロテインはめっちゃ楽。
石川自身は、1日に5杯程度飲んでいるけど、全く問題なし。