栃木県宇都宮市でパーソナルトレーニングジムを運営しております、株式会社イシトレ代表の石川です。
今回のテーマは、女性の体調不良は〇〇〇〇が原因。というお話をさせていただければと思います。
女性に多い、便秘、生理痛、生理不順、冷え性などなど、原因はほぼこれだと思っています。
まずは3つの前提。
1)〇〇たいと思っている。
2)〇〇中毒である。
3)〇〇〇〇神話がある。
この3つの前提から、〇〇〇〇が原因である。
最後に、その解決方法まで、お話できればと思います。
私は今までに数百人の方のボディメイクを指導させていただいております。
男女比でいえば7:3で女性が多かったです。
年齢は10代から90代まで、幅広く担当させていただきました。
その中で気が付いた事ですが、
体調不良の女性が多い
という事です。
そして、それら体調不良の女性に共通することがあると気が付きました。
3つの前提、まずは1つ目です。
1つ目は、痩せたいと思っている。からです。
日本の風潮として、痩せている事が良いこととされていますよね。
体重数値に執着してしまう方も多いです。
「シンデレラ指数」を目標にしてみたり。
シンデレラ指数とは、BMI18の事ですね。
身長160センチであれば、46キロです。
かなりざっくり言いますが、生理止まると思います。
前提2つ目です。
2つ目は、多くの女性が糖質中毒であることです。
糖質、おいしいですよね。
わたしも大好きです。
ただ、注意が必要ですね。
砂糖などの糖質を食べると、血糖値が急上昇します。
血糖値が急上昇すると、インスリンというホルモンが一気に分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きがあるので、今度は血糖値が一気に下がります。
血糖値が下がりすぎると、低血糖という状態になります。
低血糖の状態は体に良くないので、脳から「血糖値上げるために糖質摂れ!」と指示が出るのですね。
それでまた糖質を摂ってしまうのです。
さらに、糖質を摂るとドーパミンなどの脳内神経伝達物質を分泌します。
つまり、幸せを感じてしまうのですね。
ゆえに、無限ループしてしまうのです。
なので、糖質の事を「マイルドドラッグ」と呼ぶ人もいます。
前提3つ目です。
3つ目は、カロリー神話がある。からです。
痩せたいと思った時、カロリーを減らそうとするじゃないですか。
カロリーを減らせば痩せるのは間違いありません。
ただ、カラダは「ホメオスタシス」というものが備わっています。
入ってくるカロリーが少なくなると、消費カロリーを抑えてしまう機能ですね。
カロリーが入ってこないのに消費カロリーが抑えられないと、死んでしまいますからね。
人間のカラダは、うまくできているのです。
カロリー神話があるので、カロリーを抑えようとします。
ただ、糖質中毒の方は、糖質の優先順位が高いのでやめません。
その結果、食事を辞めて、スイーツを食べるという事が起きてしまいます。
以上、3つの前提から結論を申し上げますと、女性の体調不良の原因は
栄養失調である。
という事になります。
人間のカラダはたんぱく質で出来ています。
筋肉、骨、皮膚、髪、爪など、すべてたんぱく質です。
血液は90%が水分ですが、7%はたんぱく質です。
例えば、ダイエット中の女性の1日の食事を例に出してみると
朝食 グリーンスムージー
昼食 パスタ
間食でお菓子
夕食はダイエットのために抜く。
こんな感じの方、結構多いと思います。
この食事だと、たんぱく質がほとんど摂れていませんよね。
完全な栄養失調です。
血流も悪くなりますね。
血液は全身に酸素や栄養素を運びます。
血液は心臓から全身に送り出され、筋肉が心臓に送り返します。
筋肉が少ないと、心臓に送り返しにくくなってしまうのですね。
つまり血流が悪くなります。
血流が悪くなると、冷えの原因になったりしますよね。
また、子宮は血液が最後に到達する臓器とも言われているので、
血流が悪いと、子宮に酸素や栄養素が届きにくくなります。
ゆえに、生理痛や生理不順の原因になります。
ここまで説明したら、解決方法はわかりますよね?
たんぱく質をしっかり摂りましょう。
という事です。
肉、魚、卵、大豆あたりをしっかり食べましょう。
目安として、手のひら大のたんぱく質を、3食食べるといいですね。
今まで食べてこなかった人にとっては、量的に食べるのが大変かもしれません。
そこでおすすめしたいのが、プロテインです。
プロテインはたんぱく質が容易に摂れるサプリメントです。
女性にプロテインをオススメすると、十中八九で「太りそう」と言われます。
プロテインを飲んで太るのであれば、他の食事の見直しをしたほうが良いですよ。
他にもやったほうが良いことはあるのですが、まずは材料がないと話が始まりません。
まずはたんぱく質をしっかり摂る。
これから始めてみてください。
ただし、腎臓に疾患ある方は、主治医に相談してください。