いつもありがとうございます。イシトレ石川です。
ボディメイクをする上で、必須と思っているのがプロテインなのですが、オススメすると、かなりの高確率で言われるのが、
「プロテイン飲むと太るって聞いたんですけど、大丈夫ですか?」
と、言われます。
今日の記事では、「プロテインって何なの?」から、効率的な飲み方、飲むと太るケースなどを、Q&A方式でお伝えしていこうと思います。
Q.プロテインって、そもそも何なの?
A.カラダの材料です。
筋肉がたんぱく質の材料というのはご存じの方も多いかと思いますが、そのほかにも内臓、血液、骨、皮膚、髪、さらにはホルモンやヘモグロビンなどもたんぱく質から出来ています。
たんぱく質を英訳するとproteinなのですが、ギリシャ語で「一番大切なもの」が語源と言われています。
プロテインは牛乳や大豆などのたんぱく質を抽出して、容易にたんぱく質が摂取する事が出来る食品です。
Q.プロテインは飲まないといけない?
A.必ずしも必要ではありません。
ただ、現代人は食事から摂取できるたんぱく質量が不足していると言われています。
1日に必要なたんぱく質量は、「体重数値×1~1.5g」と言われています。
体重60キロの方なら、60g~90g程度です。
卵1個のたんぱく質量は、約6gなので、卵だけ必要量を取ろうと思ったら、10個も食べなければなりません。
なので、たんぱく質の不足分をプロテインで摂るのは効率的なのです。
Q.プロテインを飲むと太ると聞いたのですが・・・
A.飲み方によっては太ります。
ケース1
食事でたんぱく質が足りているのに、さらにプロテインを飲む。
たんぱく質は消化が悪く、消化しきれなかった分は体脂肪等に蓄積されるとも言われています。
例えば、ステーキを200g食べて、同じタイミングでプロテインを飲んだとしたら、たんぱく質の摂りすぎになります。ステーキで充分たんぱく質が足りています。この場合は太る可能性はあります。
ケース2
そもそもカロリーオーバー
例えば、
朝食 菓子パン
間食 お菓子ちょっと
昼食 パスタ
間食 お菓子ちょっと
夕食 カレーライス
このお食事ですと、たんぱく質はかなり不足しているでしょう。しかしながら、摂取カロリーは高めとなっています。
たんぱく質が不足しているからと言っても、プロテインにもカロリーはあります。ここにプロテインを追加したら、太る可能性はあります。
ケース3
そもそも質的栄養失調だった
体重数値に敏感な女性は多いと思います。
体重数値に執着し、カロリー神話を信じている方は、「食べる量を減らせば痩せる」と思ってしまい、結果的に質的栄養失調になっている人も多いです。
生理不順、冷え性などの人は、注意が必要ですよ。
質的栄養失調の方がプロテインを飲むと、プロテインはカラダの材料なので、筋肉や血液などに栄養が届き、量が増します。当然、体重数値も増えるわけです。
体重数値が増えたことで、「太った」と感じてしまうのです。
Q.おすすめの摂取タイミングは?
A.たんぱく質が不足しているときです。
たんぱく質は消化が悪いと書きましたが、その反対にすぐに不足します。常に供給する必要があります。
オススメのタイミングは、就寝の1時間前、起床直後、間食のタイミングなどです。
なお、トレーニング後の30分はゴールデンタイムと言われていますが、トレーニング中にもたんぱく質が分解されたアミノ酸が必要になるので、トレーニング前に飲むのもおすすめです。
今はアミノ酸がそのまま摂取できるEAAという商品も増えてきていますので、トレーニング前→トレーニング中には、EAAの方が効率的かなと、個人的には思っています。