WHO、日本産婦人科学会ともに、妊娠を望んでいるのに、1年以上妊娠に至れない状態を不妊と定義しています。
妊娠を望んでいるのに妊娠に至れない。本人たちは本当につらいと思います。
実際に不妊治療を受けても、原因が見つからず、出口の見えない迷路に迷ってしまっている人もいるかもしれません。
そんな不妊にお悩みの方、筋トレがあなたのお悩みを、解決してくれるかも知れませんよ。
妊娠しやすいカラダになるために
妊娠しやすい体になるために最も重要なことは、「血流を良くすること」です。これは多くの不妊治療医が口にすることです。
血液は全ての臓器に、酸素や栄養、ホルモン等を運び、老廃物を回収してきます。血流が悪いということは、子宮や卵巣に栄養やホルモンを運ぶのを妨げ、老廃物を排出できない状態になっているとも言えるでしょう。
つまり血流が悪いと当然、生殖機能も低下し、妊娠しにくい状態になってしまうのです。
では、血流が良くなると、どうなるでしょうか?
もうおわかりですね。子宮や卵巣などに、必要な栄養やホルモン等を運び、老廃物を排出しやすくなります。当然、生殖機能も向上し、妊娠しやすい体になっていきます。
・食事制限をしたダイエットをした経験がある
・冷え性
・肩こり
・運動をほとんどしない
・疲れが抜けにくい
上記で、あてはまるものはいくつありましたか?
2つ以上ある方は、血流が悪くなっている可能性大ですよ。
血流を良くするために、筋トレは最適
血流を良くするためには、
・食事に気を付ける
・水分をしっかり摂る
・ストレスをためない
・質の良い睡眠をとる
・湯船につかって体を温める
など、たくさんあります。どれも大切なのですが、やはり筋トレが最適です。
血液を全身に「送る」臓器は心臓です。心臓から出てきた血液は、全身を回って心臓に戻るのですが、血液を心臓に戻すためには筋肉が使われます。(筋ポンプ作用といいます)
筋肉が衰退していると、全身を回った血液をうまく心臓に送ることが出来ず、血流が悪くなります。ふくらはぎは第二の心臓なんて言葉、聞いたことはありませんか?血液の70%は下半身に集中していて、心臓から一番遠く離れている足から心臓に血液を送り返すためには、ふくらはぎの筋肉が非常に重要になってくるのです。ふくらはぎの筋肉だけではなく、全身の筋肉をまんべんなく鍛えることにより、全身の血流が良くなるので、結果的に妊娠しやすい体になるでしょう。
さあ、筋トレをはじめよう
いかがでしょうか。
筋トレにはこれだけ妊娠につながる理由があるのです。不妊の方はぜひ、筋トレを始めてみてはいかがでしょうか。
くれぐれもケガには注意し、正しいフォームで行うようにしてください。
追記
この記事は2017年3月にアメブロで書いたものを転記していますが、アメブロのこの記事を見て当スタジオに通っていただいた方で、実際に妊娠された方が、2019年5月の段階で3人いらっしゃいます。
パーソナルトレーニングが直接的な原因だったかを証明する事は出来ませんが、不妊に悩まれていて、パーソナルトレーニングを受けた結果、妊娠されてた方がいらっしゃるというのは事実です。
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