栃木県宇都宮市でパーソナルジムを運営しています、株式会社イシトレ代表の石川です。
40代くらいの方から「昔より代謝が落ちた」という事をよく聞きます。
実際にダイエットをしても、昔より痩せにくくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。
今回の動画は、なぜ代謝が下がってしまうのか?そして下がった代謝を上げる方法を解説しています。
代謝を上げて、痩せ体質をGETしたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
代謝が下がる原因は?
加齢とともに代謝が下がる原因は、主に2つあります。
1つは、筋肉量が減少するから。
そしてもう一つは、体内酵素が減少するからです。
体内酵素は消化酵素と代謝酵素の2種類があり、体内酵素そのものが減るので、代謝酵素の量も減るので、代謝が悪くなるというロジックです。
そもそも酵素って何?って話ですが、体内で行われる化学反応の全てに係わる分子の事です。
余談ですが、酵素はたんぱく質なのですが、たんぱく質が苦手な人は、たんぱく質の消化酵素が少ないからたんぱく質の消化がされにくいという負のループ。
体内酵素は加齢とともに減少していき、40代は20代の半分とも言われています。その位、大幅に減少します。
体内酵素は絶対量が決まっている
体内酵素は絶対量が決まっていて、消化酵素と代謝酵素に振り分けられます。
消化に悪い食べ物を大量に食べてしまうと消化酵素に大量に振り分けられて、代謝酵素に振り分けられる分が少なくなってしまい、結果的に代謝が悪くなってしまうという事になります。
逆に消化酵素を無駄使いしないで、代謝酵素に多く振り分ける事が出来れば、代謝が上がるという事になります。
なので、いかに消化酵素を無駄使いしないようにするかがポイントになってきます。
消化酵素を無駄使いするもの
消化酵素を無駄使いするものは、ざっくり言うと、自然界に存在しないものです。
異性化糖とか言われている果糖ぶどう糖液糖
加工肉に含まれている亜硝酸ナトリウム
合成甘味料のアスパムテーム、アセスルファムK
合成着色料
安息香酸(あんそくこうさん)ナトリウム、ソルビン酸カリウム
臭素酸カリウム
トランス脂肪酸
アルコール
などなどです。
食品表示を見て説明が出来ないものが多く書かれている商品は控える様にすると、消化酵素の無駄使いを控える事が出来ます。
あたりまえな話ですが、たべものを食べ過ぎてしまうと、消化酵素も大量に使いますので、食べすぎ注意です。
空腹の時間には消化酵素を使いませんので、空腹の時間を作るのも消化酵素の節約に効果的です。
また、植物の種には酵素を抑制する物質が含まれています。なので、みかんやすいかなど、種のあるものを食べるときは、種は食べないように注意しましょう。
食物酵素で消化酵素を節約する
体内酵素以外にも食材に酵素が含まれているものがあります。
なので食物酵素を取り入れることにより、消化酵素を節約することが出来ます。
プロアテーゼ(たんぱく質)
パイナップル、パパイヤ、大根、キウイフルーツ、りんご、生姜、玉ねぎ、発酵食品
リパーゼ(脂質)
アボカド、大根、かぶ、山芋、発酵食品
アミラーゼ(糖質)
大根、山芋、生姜、キャベツ、発酵食品
熱に弱いので生で食べる。
生魚を放置していると腐敗していくのは酵素が含まれているから。
まとめ
食品添加物などは控えて、生の食材を食べるようにすると、消化酵素を節約できるので、その分、代謝酵素を増やせるので、代謝が良くなります。